ともきちブログ

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Balling Dunk Training

つま先接地ORかかと接地?—スピード型ジャンプ(片足)分類!《後編》

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《人物紹介》

夫(ともきち)…ブログの管理者(原作者)。中学校でバスケ部、ダンクするために高校では他運動部に籍を置き(以下全カット)……ウィンドミルダンクを目指す最近、片足スピード型ジャンプには三種類あることを発見する間に、接地スタイルにもかかと接地とつま先接地の二種類あるというさらなる事実を発見する。

妻(ライター)…ブログの執筆・編集者。

    ***

妻「こんにちは。執筆担当のダンカーのヨメです。前回予告したように、今回はつま先接地の跳び方とかかと接地の跳び方を比較したいと思います!!」

夫「言うとくけど、俺がこれを発見したんと違うで。《人物紹介》見てたら俺が発明者みたいに書かれてるけど。THP見てたら書いてあったのに気づいたんやで」

妻「ほな『THPが発見したことを発見した』に書き直そか?」

夫「……もうええわ」

はっけーん

つま先接地ORかかと接地?

ふくらはぎが大きい選手はつま先接地が向いている!

夫「言うまでもないかもやけど、

ふくらはぎが大きいということは、アキレス鍵が短いということ。

ふくらはぎが小さいということは、アキレス鍵が長いということ」

妻「ハイ」

夫「そしてつま先接地が向いているのはTHP曰く、ふくらはぎが大きい選手」

妻「へーえ。エリートなアキレス腱を持っていないとされるのにね」

夫「ノートでも書いてくれた陸上のステファン・ホフマン選手、彼はふくらはぎが長く、アキレスが短い。『しかしそのアキレス腱は普通の人の四倍の固さを持っている』と紹介したけど、

彼もつま先接地なんだよね」

妻「そうやったんや」

ノートより抜粋https://note.com/tomokichi_dunk/n/ne784c6ff0451

妻「けどま、よくよく考えてみれば納得できる話か。ふくらはぎが長い選手のほうがつま先接地向いてるの」

夫「接地時間を短くして……」

妻「で、反応速度を上げて反作用で跳んでるって感じかな」

夫「実際THPによると、つま先接地を続けていると、アキレスとふくらはぎのstiffness(硬さ)を上げる、とある」

妻「おおー。いい方向に向かっていくわけやね」

かかと接地は、より物理的に力を加えることができる

夫「それに対して、接地時間長めのかかと接地はエエトコないんかというと、そうではなく、かかとからつま先に重心移動する際に比較的物理的に力を足す事ができる。

ウンショ

ってな感じで」

妻「なんとなくイメージできるよ」

つま先接地は「SSCが大きければ」より大きな力となる

夫「ここで接地時間の短いつま先接地はどのようにして、力を最大化しているのか? その分かれ目はSSCの良さにある」

(Planting on the toe) increases the time and force the MTU (注: musculotendinous unit) is under stretch, allow the athlete to generate more torque due to a greater stretch shortening cycle.

John Evens, THP

(つま先接地は)筋腱のまとまりが伸びている状態にある時の時間と力を増やして、SSCが大きいゆえにアスリートにねじりのモーメントをより活用できるようにする。(拙訳)

なんのこっちゃ

そもそも、SSCってなんぞや??

弾性??

妻「……あのね」

夫「何」

妻「ゴーストとはいえ素人とはいえ数ヶ月スポーツライターやってきて

『キサマ今更なにを!』

と炎上かつ怒られるかつ袋叩きの刑の覚悟で言うんだけどね、SSCって何?

夫「ストレッチ・ショートニング・サイクルの略で、俺も専門家じゃないからそこまで詳しくないけど」

妻「ああ。そのストレッチ・ショートニング・サイクルがわからん。多分一回聞いたことあったんだよね。ともきちに。でも忘れるんだよね。何度も」(注:頑張って覚えます)

夫「SSCが良い人は、デプスジャンプが効果的にはたらくよ」

妻「ほうほう」

夫「デプスジャンプというのは、こういう箱の上に乗って飛び降りてからジャンプするんやけど、

飛び降りる台が高くなればなるほどジャンプ力が上がるひとと

変わらない人と

逆に下がっていく人がいる。

その差はSSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)の差

妻「逆にそれはなんでなん?」

夫「逆に、というと」

妻「私からしたら、なんで高いところから飛び降りれば飛び降りるほど、ジャンプ力が上がるのかなあって。そもそもの原理がわからない」

夫「スーパーボールを想像してもらえたらわかりやすい。スーパーボールは高いところから落とすとより跳ねる。それと同じ原理」

妻「なるほど」

夫「あんまり跳ねないのに高いところから落としてもボールが痛むだけ」

妻「確かに。じゃあストレッチ・ショートニング・サイクル(SSC)って『弾性』ってことなん?」

夫「そういう側面もある。ただ、もう一つ具体例を挙げるけど、椅子に座っている状態で急にジャンプする。これは、SSCを上げるトレーニングとされるんやけど、ジャンプする際の『しゃがむ』という動作をあえて省いてるねんな。

すでにしゃがんでいる状態で跳ぶことで、SSCが上がるとされる。つまり、弾性というより、反応速度というニュアンスもある

「頭上に岩落ちてくる人」を助ける例え話

妻「あ、それってアレに似てる。頭上に岩落ちてくる人を助ける時に『危ない』と声がけすると間に合わず岩に潰されて死ぬけど、『逃げろ』て叫んだら助かる話」

夫「……は????」

妻「え」

夫「その例が分からんわ」

妻「これはですね……私聞いたことがあるのですよ。危険な状態にある人に対しての声がけによって、生存率が変わるって話。

結論からいうと、『危ない!』と叫んでもまず助からない、間に合わない。

でも『逃げろ!』と言うと間に合う可能性が増える。それはどうすればいいか判断するプロセスを飛ばしてあげてるからって話」

つまるところ、こういうことなのか??

妻「つまり、SSCが良いと言うことは常に『頭上に岩があってもすぐに逃げられる状態』だということなのかな!!」

夫「まあ、そうなるかな。実際にSSCが良いということは、すでに体がすぐに跳べる状態にあると言うことらしいで」

妻「その座ってからのトレーニングは、言うなれば

『危ない』って思う前に『逃げる』、プロセスを飛ばす反復練習をしてるんだよね。それで反応速度を上げてるんだ!

かなりわかってきた!

結局つま先がいいのか、かかとがいいのかのキモはSSCの良さなんだね!」

合点いきました。

まとめ:表にしてみました!

妻「てことは、自分のSSCがどの程度か判断して、跳び方を決めようと言うことなんかな?まとめると」

夫「それは一部にはあるけど、全てではないよ。最初に書いてくれたけど、ふくらはぎの大きさとかも関係している。

かかと接地で跳ぶ、ジョーダンやウェストブルックやアイバーソンが

SSCが良くないなんてどう見ても考えられないでしょ」

妻「あ、そっか!」

夫「あとはスプリングスとかマックスウェル・ピアース、中国のミ・ジンホン、彼らスピード型ジャンパーで皆かかと接地やね。でもSSCめっちゃいいよ」

妻「なるほど」

夫「アキレス鍵が長いとされる人が、エリートジャンパーとされて『恵まれている』とされるのは何故なのか分からなくなってくるね。ふくらはぎが大きいほうがええやんということになってくる」

妻「それは、何か足りないものを補うために他の部位が人よりも発達することはあるからじゃないかな。目の見えない人が聴力が異様に発達するように」

夫「せやなあ」

妻「とりあえず、ちょっと線曲がってるけど表にしてみたからそれもブログに張り付けておくよ。かかと接地のデメリットはTHPには書いてなかったからとりあえず空欄なんだけど」

夫「まあ、いろいろ言うたけど

俺けっきょくこういうことあれこれと考えすぎて、この前全然助走スピードでなくて跳べなかったから、

こういう知識を得つつも、なーにも考えずに走る跳ぶのが大切と言うことも言いたい」

妻「たしかに。知識だけで跳ぶんじゃないもんね。よっしゃ、それも書いとくわ」

_φ(・_・

書きました☟

※引用・参考

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Should you jump off of your toe or heel? ————————— Observation: Athletes that stay on their toes have huge calves. These athletes also have super fast ground contact times. —————————— If you wanted to drive a stake into the ground, would you use your heel or the ball of your foot? Likely your heel. Likewise, it makes sense to plant on your heel because that will give you the greatest ground reaction force. ————————- While this is true, planting on the heel DOES NOT require the musculotendinous unit of the calf and achilles to generate as much tension, as there is no moment until your weight shifts farther forward over your foot. —————————— Planting on the toe: 1. Requires the athlete to spend less time on the ground, as they don’t have to wait for their mass to roll forward over a longer lever. 2. Increases the time and force the MTU is under stretch, allowing the athlete to generate more torque due to a greater stretch shortening cycle. 3. Results in repetitive loading of the calf and Achilles in super high eccentric rate of force development environments relative to a heel first contact. 4. Increases stiffness in the calf and Achilles. 5. Can create a large lever across the frontal plane of the foot, resulting in a higher risk of fracturing or damaging the bones of the foot. 6. Places a large load on the Achilles, which over time can result in tendonopathy. ————————— There are pros and cons to taking off from the toe, but to assume that a heel first contact is always better is a bit simplistic. Plenty of athletes mitigate these risks by planting on the outside of the ball of their foot. @curtisbeach @_nickbriz @scholm240 @mayer.deca #tracknation #highjump

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夫(ともきち)…ブログの管理者(原作者)。中学校でバスケ部、ダンクするために高校では他運動部に籍を置きつつストリートでダンク&バスケをする。ほぼノンキャリアで22歳でアメリカに来て武者修行、D1の選手やマイナープロ、ラッカープレーヤーとやってきて認められるまでになる。今はウィンドミルダンクを決めるため、ジャンプ力110cmを目指す。

性別:男

身長:174cm(靴なし)(5’9”)ウィングスパン184cmくらい

必殺技:ドライブを得意とする。スラッシャー。

最高ジャンプ力:1mくらい