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【ジャンプトレーニングで失敗せぬように】パフォーマンスウィンドウ

投稿日:2019年12月4日 更新日:

注)この記事の情報は2019年12月4日のものです。

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こんにちは。ともきちです。

今回は僕と同じ大失敗をして欲しくなくて自分の失敗談も交えて書いています。

パフォーマンスウィンドウってご存知ですか?

僕もジャンププログラムの「ジャンプサイエンス」でダニエル•バックさんが言っていたので初めて知ったんです。

あとで述べる僕の失敗はこれを知らなかったから起こってしまったと言えます。

パフォーマンスウィンドウの考え方を知ることで、

どういう風に自分のathleticism つまり身体能力を改善していくか、

そして身体能力に限らず、どうやって自分の能力をnext levelに押し上げていくかがわかるんですよ!

パフォーマンスウィンドウ【ジャンプトレーニングで失敗せぬように】

パフォーマンスウィンドウとは何ぞや?

これは言うなれば、筋力の土台、振れ幅、というべきもので、ダニエル氏は筋力(strength)という意味で使っている場合が多いですが

ポテンシャルの幅という意味で、僕はもっと広く解釈してもいいと思っています。

これが上がっていかないと、パフォーマンスが頭打ちになるんですよね。

これが実際に見た動画です。

図で書いてみました。例えばこんな感じです。筋トレをすると、こういうジャンプ力曲線になることが多いです。

縦軸がパフォーマンス、横軸が時間です。

この同じ図にパフォーマンスウィンドウ(赤マーカー)を書き加えてみるとこうなります。

筋トレで伸びしろは増えている

筋トレをするとパフォーマンスウィンドウのてっぺんのところが上がるのですよ。

ウェイトトレーニングで基礎をつけることによって伸びしろが増えるのですよ。実際の見た目のジャンプ力は伸びてないんです、むしろ筋肉の神経疲労で下がる——そのパフォーマンスウィンドウの中で。

でも将来的に、より軽いおもりでウェイトやって、神経疲労が取れた時に、その時に伸びるであろう可能性を、つまりパフォーマンスウィンドウの上限をあげているので、最終的にジャンプ力は伸びるんです。

バスケの場合も

NBA選手でオフシーズン中はピックアップとか試合をしなかったりするんですね、で、そうすると明らかに試合勘は鈍る。

しかしその間にシュートフォームを改善したり(最初入らなかったりしますよね)、筋トレしたり(前述のようにパフォーマンス一時的に下がる)してるわけです。

その方が長期的にみて、改善(improvement)がのぞめるからです。

受験勉強の場合もずっと模擬テスト受けていても伸びしろは伸びませんね。パフォーマンスウィンドウの上限は変わらないわけです。ポテンシャルを上げるためには、基礎を理解しないと。

パフォーマンスウィンドウをあげている間は「楽しく」ないかも

基礎を理解する間は伸びにくいというか、まあ、あんまり楽しくないかも。まあ、その意図を理解していたら、納得できるでしょうか。

また例出しますが、言わずと知れた『スラムダンク』の桜木花道が最初に基礎練ばっかりやらされているやつですよ。

花道は「なんだ!こんなのやめてやる!」的なこと言うじゃないですか。でもそれはまさしくパフォーマンスウィンドウの上限をあげているわけで、あれがあったから、のちのちドリブルとかシュートとかがスムーズにいったんです。

花道にその意図を丁寧に教えてあげたら、彼だってプイとやめなかったかもしれませんね。

ともきちの場合のジャンプ力曲線

よくやりがちな間違い

ダニエル氏曰く、よくやりがちな間違いに、ジャンプ力が下がってしまうのを恐れて筋トレ等をせず、いつまでも同じ伸びしろのなかでパフォーマンスが頭打ちになっている場合、

もしくは反対に、

筋トレばかりをしすぎて回復をおそろかにした結果、パフォーマンス伸びしろのてっぺんは伸びてもボトムは変わらないので、いつまでもジャンプ力が伸びない、そういう現象について述べられていました。

勘違いして筋トレやめた失敗

以下は僕の失敗談なんですけど

僕はニューヨークに来る前にジャンプアタックやっていたんです。それでそのおかげか、結果90cmくらいまでジャンプ力があがった。

つまりウェイトやってて、ウェイト休んでいる期間が無かった状態です。

ニューヨーク来てその2カ月の間ウェイト一切やらなかったわけです。で、その二ヶ月でやたら跳べたんですよ。

いい時で85〜90cmくらいのジャンプ力が、リングに余裕でぶら下がれるわ、なんちゃってダンクもできた。

とにかく、人生で1番跳べた時期だったんです。

そこで僕の最大の失敗は、筋トレをやめたから跳べたと勘違いしたことです。

ケガの時あたりで筋トレやめる。最近また始める。

なので、筋トレやめよう、と思ってしまったんです。瞬発系のトレーニングばっかりやってました。

(ライター注:図を訂正しました。オーバートレーニングなるものは存在しないからです。人はオーバートレーニングにはならないを参照。誤解を招く書き方をしてしまいお詫びします)

実際それ以降筋トレは五年以上やりませんでした。

で、長期的に何が起こったか。

まず、それ以降伸びませんでした。記録更新せず。

もっと経つと、ジャンプ力が下がってきたわけです。

ほんと、筋トレ復活したのも最近ですからね!

懸命な読者の皆様はお分かりのように、筋肉の「貯金」がなくなって、パフォーマンスウィンドウの下限が下がったためです。

でもその時は年齢も30代に近づいてきたり、子ども産まれたりで忙しくなったからか? と自分を納得させていました。パフォーマンスウィンドウのこと知らなかったですから。

まとめ

筋トレやめて上がった時期って、今から思うと理にかなっていたんですよ。

筋トレやめて二、三年は筋肉の貯金もあるし、筋肉の神経疲労もとれて、スピードを上げるトレーニングも相まって、ジャンプ力が上がった。

理論通りになってました。

でもその時僕はそういったパフォーマンスウィンドウの理論に無知だったので、その後ジャンプ力が伸びず、むしろ下がってしまったんです。勘違いでジャンプ力アップには筋トレ=悪と思ってしまいましたから、あろうことか筋トレを五年以上やめてしまったからです。

これを読んでくださっているあなたには、僕と同じ失敗をして欲しくないんです!!

伸び悩みの時期は土台の底上げですよ!

-Balling, Dunk Training

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夫(ともきち)…ブログの管理者(原作者)。中学校でバスケ部、ダンクするために高校では他運動部に籍を置きつつストリートでダンク&バスケをする。ほぼノンキャリアで22歳でアメリカに来て武者修行、D1の選手やマイナープロ、ラッカープレーヤーとやってきて認められるまでになる。今はウィンドミルダンクを決めるため、ジャンプ力110cmを目指す。

性別:男

身長:174cm(靴なし)(5’9”)ウィングスパン184cmくらい

必殺技:ドライブを得意とする。スラッシャー。

最高ジャンプ力:1mくらい